シャワーヘッドの調子が悪くなる原因として考えられることとは?
シャワーヘッドの調子が悪くなったと感じたことがある人もいるかと思います。水の出方が弱くなってしまったり水が真っすぐ出なくなったりなど、シャワーがいつも通り使えなくなってしまう原因はいったいどこにあるのでしょうか。今回は、シャワーヘッドの調子が悪くなる原因について解説していきます。
シャワーヘッドの調子が悪くなる原因とは?
シャワーの水の出方がいつもと変わってしまう原因はいくつかあります。第一に考えられるのは、経年劣化によるシャワーヘッドの寿命です。一般的にシャワーヘッドは5~10年ほどで交換するのがよいといわれています。
新築の家なら自分たちが住み始めた時に新しいシャワーヘッドがつけられていますが、アパートなどでは新しい住人が来るたびにシャワーヘッドが新しくなっているとは限りません。とくに苦情などがなければそのままになっているでしょう。シャワーヘッドそのものが劣化してしまえば、水の出が悪くなったり勢いの弱い部分があったりすることにつながります。
■シャワーヘッドが汚れている可能性大
普段から浴槽や浴室の掃除は欠かさないという人は多いかと覆います。しかし、シャワーヘッドも使っていくうちに汚れが溜まってしまうのです。シャワーヘッドの水が真っすぐ出ない、または水圧がいつもより弱い場合、シャワーヘッドが汚れている可能性が高いです。水垢も付着しているかもしれません。
■シャワーヘッドの破損に注意
シャワーを使っているうちに手が滑ってしまい、落としてしまった経験はありませんか?数回程度なら大丈夫かもしれませんが、何度も落とすとシャワーヘッドに亀裂が入ってしまうことが予想されます。シャワーヘッド自体に傷がついてしまうと、そこから水が漏れてしまうでしょう。使う時に不便なだけでなく、余計な水を使ってしまい水道代が上がってしまう可能性があります。
シャワーヘッドを交換する手順
シャワーヘッドとホースが別々になっているシャワーの場合、シャワーヘッドだけを交換できます。まずはシャワーヘッドを回して外してください。この時、滑らないようにあらかじめシャワーについている水滴などはきちんと拭いておきましょう。固く締まっていて外れない時は、軍手やゴム手袋を使うと力が入りやすくなります。
どうしても自分の力で外せない時は、モンキーレンチやプライヤーで金具部分を挟んで回します。この時、部品を傷つけないように布などで覆ってください。あとは新しいシャワーヘッドをつけて完成です。水が漏れてこないようにしっかり取り付けましょう。
シャワーヘッドを選ぶ際に意識するべきポイント
新しいシャワーヘッドを選ぶ時に意識するべきポイントについて紹介します。第一にサイズが合っているかどうか確認してください。シャワーヘッド部分のサイズが同じでも、ネジ穴が異なる場合取り付けられなくなってしまいます。同じメーカーのものを選んでおくのが無難だといえます。
■シャワーヘッドにはさまざまな種類がある
シャワーヘッドの種類は多種多様です。シャワーから出る水で髪や体を洗うので、できるだけきれいな水がよいと思うのは当然です。一般的に、家庭用の蛇口から出る水には消毒のために塩素が含まれています。その塩素を除去できるような浄水機能があるタイプだと、髪や肌をよりきれいに保つ効果が期待できます。
経済面を重視したいという方には、節水機能のあるシャワーヘッドがおすすめです。使う水の量が減ることで、ガスまたは電気でお湯を沸かす量も減るためかなり光熱費の節約につながります。水の出し止めが簡単な止水ボタン付きタイプや水圧の高いものを選んでください。
■日常使いするものなので使いやすさも重要
シャワーは基本的に毎日使うものです。どんなに機能が豊富でも、重いものだと使いにくくなってしまいます。持った時にそこまで重さを感じなくても、実際に水を出すとその分の重さや敦賀加わるため手首や腕に負担がかかる可能性があります。とくにお年寄りや小さい子どもがいる家庭では、あまり重いものはおすすめできません。
また、持ちやすさも重視してください。できれば実際に持って確かめるのが1番です。インターネットで注文する場合、今使っているシャワーヘッドの円周を測り、それに近いものを選ぶと使用感が変わらないので使いやすいかと思います。太すぎず細すぎず手にフィットするものにしましょう。
シャワーヘッドの調子が悪くなる原因と、新しいシャワーヘッドを選ぶ時のポイントについて紹介しました。ただ水を流しているだけなのでそこまで汚れるイメージがないかもしれませんが、使っていくうちにどんどん汚れや水垢が溜まってしまいます。定期的に手入れをして、必要に応じてシャワーヘッドの交換などを行ってください。家のシャワーに合うもの、使いやすいもの、機能的なものなどから選びましょう。