シャワーヘッドの耐久性はどれくらい?交換時期の目安に!
毎日の生活に欠かせないシャワーですが、シャワーヘッドも交換が必要だということをご存じでしょうか。毎日使用するシャワーヘッドはどうしても汚れの付着や劣化があるため、一定期間使用したら新しいものに交換することをおすすめです。そこで今回は、シャワーヘッドの交換時期や交換時に注意したいポイントなどについて紹介します。
シャワーヘッドの耐久性はどれくらい?
あまり知られていないかもしれませんが、実はシャワーヘッドは消耗品です。どのくらいで交換するべきなのか、まずはシャワーヘッドの耐久性や寿命について紹介します。
交換時期の目安は5年
浴室の掃除は毎日するという人が多くても、シャワーヘッドを毎日きちんと取り外して掃除をする人は少ないのではないでしょうか。シャワーヘッドはこまめに掃除をしない限り、5年ほどで劣化や汚れが目立ってきます。
シャワーヘッドを毎日使っていると、水垢だけでなく、水流の跳ね返りにより石けんカスや皮脂などの汚れも付着しているため、白いカルキ汚れや黒カビ汚れが確認できることでしょう。そのような状態で使い続けていると、目詰まりを起こしたりカビが発生したりとさまざまな影響があるため、シャワーヘッドの寿命は8~10年程度だといわれています。
早めに交換した方がコストを抑えられる
もちろんこまめに手入れをしていれば汚れや劣化を防ぐこともできますが、そこにかける手間や時間、洗剤などのコストを考慮すると、5年を目安にシャワーヘッドを交換した方が、トータルではコストを抑えられる可能性が高いでしょう。
というのも、年々シャワーヘッドは進化していて、節水効果の高いシャワーヘッドが開発されているため、そうしたシャワーヘッドに交換することで水道代の大幅な削減が期待できるからです。古いものを長く使うよりも、最新のシャワーヘッドに交換した方が費用対効果は高いといえるでしょう。
シャワーヘッドの交換方法
次に、シャワーヘッドの交換方法を確認しておきましょう。
取り替えはとても簡単
初めてシャワーヘッドの交換をする方は心配かもしれませんが、実はシャワーヘッドの取り外し・取り付けはとても簡単なのです。長い間取り外すことなく使用していた場合は少し力が必要なこともありますが、誰でもできるので安心してください。シャワーヘッド交換を難しく考えて専門業者などに依頼してしまうと無駄なコストがかかってしまうので注意しましょう。
ペットボトルを開けるように回すだけ
具体的な方法としては、ペットボトルのふたを開け閉めするようにシャワーヘッドを回すだけです。取り外す際は、シャワーヘッドとホース部分を両手に持ち、雑巾を絞る要領で同時にギュッと回して緩めます。緩んだらヘッド部分をくるくる回すだけで簡単に取り外すことができます。新しいシャワーヘッドはこの逆の手順で取り付けていきます。長年使用していた場合は水中の成分により硬くなってしまっていることがありますが、そんな時はゴム手袋を使用すると回しやすくなるでしょう。
シャワーヘッドを交換する際に注意するべきポイント
簡単にできるシャワーヘッド交換ですが、いくつか注意しなければならないポイントがあります。
メーカーによってはアダプターが必要
シャワーヘッドの購入前に、交換できるメーカーのものであるか確認することが大切です。メーカーによってはネジ山の種類が違う場合があり、そのままでは取り付けられないため、アダプターが必要になるのです。あらかじめ3種類のアダプターが付属しているシャワーヘッドも多くありますが、購入前に取り付け可能か確認しておくとよいでしょう。また、ヘッドとホースが一体化しているタイプは、ホースもあわせて購入して取り替える必要があります。
水栓の種類やバランス釜にも要注意
シャワーヘッドを水止めボタンのあるタイプに交換したい場合は注意が必要です。自宅の浴室が湯水配管に逆止弁を内蔵していない混合栓の場合は、破損してしまう恐れがあるため取り付けられません。また、自宅のお風呂がバランス釜の場合は、取り付けたいシャワーヘッドがバランス釜に対応しているかを事前に確認しておきましょう。対応していない製品を取り付けてしまうと、事故が発生する場合もあり危険です。やけどなどの怪我につながる恐れもあるため、必ず自宅のお風呂に対応したものを取り付けるようにしましょう。
まとめ
普段からシャワーヘッドの交換時期を意識して使っているという方は少ないかもしれませんが、衛生的・経済的にも定期的な交換をおすすめします。シャワーヘッドの機能はどんどん進化していて、節水効果や美容・洗浄効果の高いものなどさまざまな種類があるので、目的に合わせて新しいシャワーヘッドを選べるのも嬉しいポイントです。購入してしまってから「自宅の浴室には対応していないものだった」となると二度手間になってしまうため、事前に取り付け可能か確認しておくのも忘れないようにしましょう。